大宮・鉄道博物館の正面入口に、世界的に活躍する彫刻家 流政之氏の彫刻作品「ぽっぽや」が展示されていることは、ご存知の方も多いかと思います。

しかし、同氏の彫刻作品が、新井宿駅より徒歩15分、川口市桜町に建つ「都市機構・コンフォール東鳩ヶ谷（旧日本住宅公団・東鳩ヶ谷団地）」にも設置されていることは、ご存じでない方が多いのではないでしょうか。

同氏と日本住宅公団の関係は古く、1958年（昭和33年）に東鳩ヶ谷団地が建設された際、後に世界的彫刻家となる同氏のスケッチから生まれたテーブル、スツール、ベンチ、水飲み、灯篭といった作品が、団地の庭空間に設置されました。

平成の世になり、東鳩ヶ谷団地はコンフォール東鳩ヶ谷として建て替えられましたが、同氏により当時のテーブル、スツールがリメイクされた作品と、新たに制作された作品「住塚（SUMIZUKA）」を今でも見ることができます。

新井宿駅からコンフォール東鳩ヶ谷に向かう道は、地蔵院付近から「東公団通り商店街」となっています。
商店街には、街歩きに疲れたときにひと休みできる昔ながらの喫茶店や、お腹が空いたときに食事ができるラーメン屋やそば屋、お土産を買うときの和菓子屋もあり、プチ街歩きをするにはお勧めのスポットです。

コンフォール東鳩ヶ谷／世界的彫刻家 流 政之氏の彫刻作品
住所：〒334-0001 埼玉県川口市桜町4-4