川口市内には、発掘調査の出土品や鋳物業に関する資料、獅子舞などの民俗芸能や歴史的建造物など、数多くの文化財が存在しており、文化財センターでは、それらの文化財を収集・保管するとともに、展示や体験学習などを通して川口の歴史とそこに育まれた文化への理解を深める事が出来ます。

展示室は2つあり、展示室1では、旧石器時代から江戸時代までの市内で発掘された資料などを歴史の流れに沿って展示しており、殆どの展示品がレプリカでは無く実物資料です。
展示室2では、この地で盛んだった鋳物産業や地場産業などを中心に幕末～昭和50年頃までの資料が展示されています。また、味噌製造業や赤山渋、安行の植木の資料・展示などもあります。

また、市内の小学校が学校のカリキュラムに沿って社会科見学に訪れる他、家族連れなどで見学に来られるお客様も多くみられます。指定文化財の資料も多く、川口市の歴史や文化をじっくり見て楽しみ、学ぶことが出来ます。