赤い鳥居と長い参道、そして社殿の見事な彫刻が目を引く大門神社は、この大門町の鎮守として祀られてきた神社で、『風土記稿』大門宿の項に「十二所権現社 村の鎮守なり」とあるように、かつては十二所権現社といいました。しかし、明治四十年六月十四日に地内の無格社八社と大字玄蕃新田の村社木傘神社・大字下野田の村社稲荷社の計10社を合祀したことにより改称し、今の大門神社となりました。
また、日光御成街道の江戸日本橋から数えて四番目の宿場である大門町は、中世から鎌倉街道中道の道筋として発展し、毎月八の日には市が立ちました。
この市については、戦国期の成立とされる「市場之祭文写」に「足立郡大門市祭成之」と記されており、市を開くに当たり修験者により無事息災と繁盛を祈って祈願文が読み上げられたそうです。
参考ページ:SR社員がお届け!沿線とっておき情報 > 大門神社本殿の彫刻
https://www.s-rail.co.jp/area/info/street/daimonjinja.html
住所 | 〒336-0963 さいたま市緑区大門2933 |
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電話番号 | 048-873-3503 (宮司宅) |