「日頃の備えが大事」、「備えあれば憂い無し」という当たり前の言葉は、いざとなった時に、本当にその備えが機能しなければならないのです。 浦和美園周辺には、そのための人材と資源が集まっています。有志の農家さん(人材)が多くいますし、災害用井戸 等(資源)もあります。
この度、見沼田んぼ周辺 の有志の方々が、この浦和美園地区で災害が起きた時の備えをするために研究会を発足させました。「浦和美園炊き出し研究会」と言います。いざとなった時にその機能を発揮させようという会です。
12年前の3月11日の東日本大震災では、埼玉高速鉄道線は当日中に復旧し、運転を再開しました。そのため、 都内からの帰宅者等が 浦和美園駅に殺到し、重要な避難基地としての機能を果たしました。「安心に住める街」というのは、このような「ソフト」面での手当てができる街なのです。「駅は街のコンシェルジュ」が、埼玉高速鉄道のモットーですが、「 3 .11 」の経験を糧にして、有志の皆様のお手伝いをする 役割をしっかりと 果たしていきたいと考えます。
浦和美園炊き出し研究会
発足日 令和5年3月9日
座長 鈴木 伝一(有限会社鈴木殖産園 代表取締役)
副座長 笠原 勇 (笠原園芸 代表)
登録メンバー・団体
JA さいたま 中部ブロック 青年部
髙野和子( Co m m on川口 代表)
吉岡美穂(熊野っ子 代表)
事務局
埼玉高速鉄道株式会社 営業推進部営業CS推進課 内田 裕一
当面の活動としては、年に1回の集合訓練を実施します。