採用情報
職種紹介
埼玉高速鉄道では多様な職種のプロフェッショナルが、それぞれの高い専門性を発揮し、同時に他の職種と緊密に連携をとりながら業務を遂行しています。ここでは各職種の基本的な業務内容とその位置づけをご紹介します。
現業職のご紹介
運輸系現業職
駅 務
サービスの最前線で、お客様の満足のために
インフォメーションでのお客様へのご案内、運賃の精算やお身体の不自由なお客様のお手伝い、券売機や改札機の管理など、駅でのお客様サービス全般を行うのが駅務員です。お客様の降車確認や車内の忘れ物の確認も行います。サービスの最前線といえる役割ですから、大切なのはやはり接客スキル。地域のお客様が多い事もあり、積極的に明るいあいさつやお声がけをして気持ちよく乗車いただける対応を心がけています。また、トラブル発生時や体調不良のお客様がいらっしゃる時は、迅速かつ的確な対応が求められます。
乗 務
電車に関する豊富な知識、冷静な判断力で安全運行を担う
電車の運行に大きな役割を果たすのが、運転を担う乗務員。お客様を安全に目的地まで運ぶという鉄道会社の使命を、日々自らの運転で行えることは大きなやりがいです。ATO（自動列車運転装置）で高い安全性が確保されている当社の列車は、ワンマン運転のため乗務員がドアの開閉や案内放送も行います。緊急時に冷静な判断と対応ができることは、乗務員の重要な資質。また、電車のシステムやメカニズムなどの豊富な知識に加え体調管理が大切です。安全運行のため、出勤時の点呼では睡眠時間や健康状態などを細かくチェックしています。
指 令
指令列車運行の中枢をつかさどる指令所で、ダイヤを管理
運行に関する情報を収集・伝達し、安全運行と安定輸送を確保するのが指令所の業務。指令所において、指令員が早朝から深夜まで運輸指令業務を行っています。列車運行の中枢をつかさどる指令所では、警察、消防、行政、相互直通運転を行う東京メトロ・東急など多くの関係機関と連絡を密にし、気象情報等も把握しながら運行の状況をモニタで監視。ダイヤが乱れたりトラブルが発生した際には、乗務員や駅務員、各所へ一斉に情報指示を送ります。信号や車両をはじめ、鉄道のあらゆる知識が必要とされる仕事です。
技術系現業職
車 両
安全の基本となる車両を最良の状態に
日々運行に使用される車両の検査をはじめ、車両故障時の原因究明と復旧、快適な乗り心地を維持するために、車輪についた傷を削る作業、車庫内での車両の入れ換えなどを行うのが車両所です。車両の検査は、3ヵ月に1度行うもの、10日に1度のものなど、目的や対象に合わせて様々な種類がありますが、電車には大量の電子部品を使用しているため、検査方法を覚えるにも多くの知識が必要になります。車両所に配属された社員は、経験を重ねながら幅広く業務を習得していきます。
工 務
日々の正常運行を守るため、軌道、土木、建築を保守
工務所は、軌道（線路）、土木（トンネル）、建築（駅施設）といった鉄道業の要となる3つの施設を管理しています。日々の点検と保守が主な業務です。安全運行の礎となる軌道の点検は、定期検査のほか、毎月1度徒歩での全線巡回検査も実施。当社では社員の安全確保のため、軌道検査は終電後から始発前までの夜間に行います。鉄道が「正常運行」をごく自然のこととして毎日できるのは、こうした保守部門が日夜努力しているからです。
電 気
運行の大切な動力、電気とその周辺設備を見守るプロ
電路（架線）、変電、信号、通信、機械（空調機や送風機など）の分野で電気設備の保守管理を行うのが、電気所の仕事です。架線の摩耗や取付状態などの目視点検をはじめ、様々な機器のチェックを行い、修理についても列車運行に支障がないよう対応します。また、4カ所ある変電所で、東京電力から受電している6万6000Vもの電圧を、段階を経て架線で使用する1500Vに変成して架線に送っています。危険を伴う業務でもありますが、電車の運行に動力は必要不可欠。夜間に保守点検を終え、送電し、始発電車が無事に走るたび、充実感がみなぎる仕事です。
総合職のご紹介
事務系総合職
安全な運行のために欠かせない、相互コミュニケーション
鉄道会社としての業務や使命は、事務系の仕事にも大きな関わりを持ちます。お客様サービス、増収への取組み、各部門のサポートや業務に関する様々な計画の策定、広報、予算管理、資金調達など、その業務は多岐にわたります。「安心・確実・快適」な運行を保持するために、組織として重要なのはコミュニケーション。すべての部署において、現業部門との相互連携を最優先に仕事に取り組んでいます。
事務系職種：運輸、営業、財務、企画、総務、人事
技術系総合職
幅広い知識と経験で、様々な計画を円滑に実現
多くの設備を毎日休まず稼働させる鉄道業では、設備の更新計画や日々の点検、修繕の計画・管理が重要な要素。常に安全を第一に考え、お客様に安心してご利用いただくのはもちろんのこと、今よりもっと快適性・信頼性の高い輸送サービスをお客様に提供できるよう、日々努力しています。設備の機能や工事の手法など幅広い知識とともに、全体最適を考える視点も必要とされます。
技術系職種：車両、工務、電気、安全管理
