ミリ単位の傷も見逃さないことがお客様の安全・安心につながっています。 ミリ単位とはレールの傷のことであり、わずかな傷をおろそかにすると事故につながるため、肝に銘じています。

建築関係の専門学校に通っていたことから、当初は建築関係の会社に就職しようと思っていましたが、ふと目にとまった採用情報から興味が湧いて埼玉高速鉄道に入社しました。

入社後、3年間は工務所（現場）でしっかりと基礎を身につけ、現在は工務課（本社）と工務所を兼務しています。入社してから10年が経過しても、やりがいを感じており、今でも埼玉高速鉄道に入社してよかったと思っています。

埼玉高速鉄道では、地域密着にかかる取組みを積極的に行っています。地域の皆さまと協力して開催している浦和美園まつり＆花火大会のほか、車両基地見学会、駅構内での縁日など、お客様との距離が近いことも魅力の一つです。

業務上、直接お客様と接する機会は少ないものの、作業服を着て現場に出たときにお客様に道を聞かれて話をする機会があります。お客様と触れ合えるこの一瞬が小さな楽しみでもあります。

「安全」と一言で言っても、継続するのは簡単なことではありません。決して目立つ業務ではありませんが、お客様に安全・安心にご利用いただけるよう、これからもミリ単位にこだわって丁寧に進め、鉄道を動かす縁の下の力持ちであり続けたいと思っています。これが自信とやりがいにつながっています。

鉄道はチームワークが欠かせません。円滑なコミュニケーションが図れる人材を求めており、こうした人材と一緒に未来を創っていきたいと思っています。

埼玉高速鉄道では、浦和大学からインターンシップで学生2名を受け入れ、当社における様々な業務を体験してもらいました。この「社員インタビュー」は、通常の社員による取材とは異なり、SR社員監修のもと、学生が取材と撮影を行い、書き起こした記事です。